宿泊者 | イーストマンスタッフ(男性) |
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滞在期間 | 2015年9月に滞在(1週間) |
語学学校 | なし |
10年ほど前にそのホテルに宿泊したことがあるのですが、学生寮となってからは今回が初めての宿泊でした。
いざチェックイン
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実際に泊まったお部屋の様子 |
ホノルル空港からタクシーで約25分、懐かしさを感じながらBeachwalk Student Residence に到着しました。昔とまったく変わらず緑がいっぱいで、のんびりした雰囲気が残っていました。チェックインを担当してくれたのは、ここに住んでいるという管理人のValerieさん。彼女から2つの鍵を受け取りました。1つは入口ゲートの鍵、もう1つは部屋の鍵です。私の部屋はBeachwalk 通り側の棟の2階の部屋でした。ポーター(荷物を運んでくれる人)などはおらず、エレベーターもありません。重い荷物を持って階段を上り、ヘトヘトになりながら部屋のドアを開けました。
ドアを開けたら
部屋は思ったよりも広く、奥の壁のほとんどがスライドガラスになっているため、とても開放的。プールサイドの景色が良く見えます。家具やじゅうたんはちょっと古めで、シミも目立ちます。キッチンのステンレスも、どことなく輝きが足りないような気がします。タイル張りのバスルームも、古めかしい感じが漂っています。その中でなぜだか電子レンジだけがほぼ新品で輝いており、不自然なバランスに笑ってしまいました。
学生たちの浮き輪がたくさん |
学生寮なのだからこんなものかなぁ……というのが率直な感想です。ホテル滞在経験が豊富な社会人女性の方には、ちょっとおすすめできないかもしれません。
上記に第一印象を述べましたが、その後数日滞在する中で、この宿泊施設の良い点、悪い点がもっと見えてきました。
滞在してみると
部屋は古めかしいものの、テレビやエアコン、Wi-Fiもあり不自由することはなく、快適に過ごせます。宿泊者は長期滞在の学生が多く、施設内ですれ違ってもあいさつやちょっとした会話を交わし、とてもアットホームな雰囲気です。そして何よりも、この滞在先の最大の魅力は抜群のロケーション。英語学校IIEまでは徒歩1分、免税店、郵便局、銀行、コンビニ、ロイヤルハワイアンショッピングセンター、ワイキキビーチまでも、徒歩5分圏内で行けます。
3日目以降は、室内でよくアリを見かけました。日本でよく見るアリとは異なり、とっても小さくて茶色っぽいアリです。建物の周りには多くの植物が植えられている上、トロピカルな気候ですから、虫たちも活発に活動しているようです。食べ物をそのまま室内に放置しようものなら、あっという間にアリの餌食となるでしょう。ちなみに、滞在中ゴキブリは見かけませんでした。
滞在5日目の土曜日の夜は、施設内でちょっとしたイベントがありました。管理人さん主催のプールサイドでのピザパーティーです。その後は「みんなでワイキキのパレードを見に行こう」と書かれたチラシが、施設内のいたるところに貼ってありました。残念ながら私は用があり参加できませんでしたが、宿泊者達に楽しく過ごしてほしいという管理人の気持ちを感じました。
自転車置き場:長期滞在の学生はルールを覚えて使っています |
お部屋にはシーツや枕、タオル、トイレットペーパーはなど1セットずつ用意されていますが、長期滞在者は自分で買い足す必要があります。シャンプーや石鹸もありません。リネンや生活用具を買うなら、徒歩約10分のところにあるロス(Ross Dress for Less)がお手頃価格でおすすめです。施設内で知り合ったアメリカ人学生の部屋を見せてもらったところ、好きな絵を飾ったり、リネンの色を統一させたりと、自分が落ち着ける環境を積極的に作っていました。部屋には生活に必要最低限の物は揃っているものの、とてもシンプルなので、ちょっとした工夫が大きな違いを生むのだなぁと感じました。
プールサイドでゆっくりすごすこともできます |
施設内はすべて禁煙です。入口ゲートの外には小さな灰皿があるので、そこに宿泊者が数人集まり、会話をしながら喫煙している様子を時折見かけました。主にヨーロッパからの学生のようでした。
ここは学生寮と言っても門限があるわけでもなく、寮食が出るわけでもなく、21歳以上は飲酒も許可されています。言わば『アットホームで自由な学生限定の家具付きアパート』といった感じです。きれい好きな人にはおすすめできませんが、ワイキキの真ん中で楽しく過ごしたいと考える人にはおすすめの宿泊施設と言えるでしょう。
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