2016年9月9日金曜日

中学卒業後、僕は留学生としてハワイに飛びだった!

私は旅行会社に勤める父の転勤の関係でハワイで生まれました。 その後すぐに家族みんなで日本に戻り、そのまま日本の幼稚園・小学校・中学校に通いました。 

そして、中学卒業後、僕は留学生としてハワイに飛び立つこととなります。

 英語が話せるようになりたいという思いを親に伝え、アメリカ国籍があるという利点を活かし、ハワイの公立高校に行くことにしたのです。 まだ14歳だったので一人暮らしが出来ず、あるアメリカ人の家にホームステイすることになりました。幸いハワイは高校修了までが義務教育、公立の高校であれば授業料は無料、ホームステイ代のみで留学ができるのです。 

日本出発前からハワイ州の規定にあった予防接種をいくつか受けましたが全てを終わらせることができず、ハワイ到着後も高校に通う前にいくつか現地で残りの予防接種を受けました。

ハワイでは小学校が5年間(1st~5th grades)、中学校が3年間(6th~8th grades)、高校が4年間(9th~12th grades)というシステムです。そのため私は現地の高校に夏休みが始まる5月末までの2ヶ月間を高校1年生(8th grade)として通い始めることとなりました。 いきなり高校1年生の最後の2ヶ月の時期に転入したのです。実際に通い始めてからいくつか日本の学校との違いに驚いたことがありました。

日本とは違い「何組」というようなクラスが存在しないのです。大学と同じで完全に単位制で、科目ごとにクラスメイトが変わります。 そして私のアメリカの高校のイメージに反して、先生も生徒も日系などのアジア人やポリネシア人が多いことにも驚きました。 2ヶ国語以上を話す人がとても多く、日本語を話す人もたくさんいました。転校生である私は色んな生徒から話しかけられました。しかし、みんな喋るスピードがとても速く、何を言っているのか全くわかりません。習った文法や単語が使われていてもただ速いというだけで英語に聞こえませんでした。喋ろうと思っても言いたいことが文章で言えず、ただ単語で答えるので精一杯でした。英語の発音もとても難しく、何言ってるか分からないと言われることが多々ありました。

 とてもショックだったのが、『WATER(水)』という単語の発音が悪すぎて聞き取ってもらえなかったことです。 留学前は半年くらいで英語がぺらぺらになるかなあと思っていたのですが、ハワイに来て一ヶ月を過ぎた辺りからまだ成長が何も感じられず、焦り始めました。ネットでどうしたら英語がぺらぺらになるかなどをよく検索し、「8000Hz程の音を聞き取れる英語耳を作る」というようなアプリを試したり、良い方法を求めて留学経験者の体験談を読みあさったりもしました。

しかし自分で実感できる上達がないまま3ヶ月が経ちました。ぺらぺらになると信じていた半年が過ぎた頃には5秒程考えて一つの英文をやっと言えるくらいでした。もう英語がぺらぺらになる自分が想像出来ず、将来が心配になりました。それからは毎日いつかは英語がしゃべれるようになるといいなーと願っていました。

ハワイに留学してから一年が過ぎようとしたとき、一人のローカルの日本人と仲良くなりました。 その子はお母さんが日本人で、日本語は理解できるもののあまりしゃべれません。運動が好きだった僕は放課後よくその子と一緒に公園でバスケットをするようになりました。バスケットボールをしていた友達はほとんどがアジア人で日本語を少ししゃべれる子も数人いましたが会話はすべて英語でした。バスケットを通して彼らと過ごし、英語を話す機会が格段に増え、自分の英語力が上がっているのを感じることができました。 結果的に、一年半くらいで下手な英語で不自由なくコミュニケーションが取れるようになりました。

半年でぺらぺらになるという夢は全く叶いませんでしたが、とりあえずほっとしました。 留学して2年半経った今では英語でのコミュニケーションにほぼ不自由を感じないまでになりました。英語が得意でない人から見れば「ぺらぺら」と思ってもらえるかもしれません。しかしネイティヴのアメリカ人にも劣らない英語にはまだまだ届きません。

考えてみれば当然の気がします。
僕の友達もまだ高校生ですが10年以上はかけて作り上げた英語力ですから、留学して数年の僕の英語力がかなうはずがなかったのです。 「ぺらぺら」と「 ネイティブレベル」の間には大きな差があることにやっと気が付きました。 

地道にがんばります。

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